シャラン鴨生産者 クートゥイ社訪問記
クートィイ社長の来日に引き続いて、今日は僕が2年前に社長の工場へ訪問した時のレポートです。
トップトレーディングに入社し、初めて任された仕入先がヨーロッパ家きん類でした。
そして2006年10月、研修旅行として、フランス家きんの仕入先を回りました。どこも初めて訪問ばかり。正直、それまではパソコン上でしか見たことがなかった会社ばかりなので愛着は持っていませんでしたが、社長や輸出担当者に会い、工場説明を聞く中で、日本で勉強してきた事と実際に工場で見たことの違いなど、はじめて知ったことがたくさんあり、僕がフランス家きんに強く興味をもつきっかけとなる旅行でした。
その中でも非常に貴重なシャラン鴨を扱うクートゥイ社の訪問は非常に楽しみにしていました。社長の噂を日本で色々聞いており、どんな方かと期待をしていましたが、まさかのお留守でした・・・。あとから聞くとクートゥイさんを捕まえるのは非常に困難らしく、今回もカナダに出張中との事でした。(そして月日がたち、先月日本で初めてお会いすることができたのでした!)
クートゥイ社はパリの南東350㎞程に位置するSoullans(スーラン)という場所に位置しています。まず最初に案内されたのは飼育場。クートゥイ工場からすぐ(バスに乗る必要があるのか?という距離でした。)のところにあります。
広い敷地に柵を作り、ほんとに最大限自然に近い状態で飼育されているな、というのが第一印象でした。飼育農家のおじさんからは非常に熱心にカモの説明をしていただきました。例えば、シャラン鴨は生後56~61日で「屠鳥」(と殺)されます。その時期を過ぎるとメスの生体は安定し(約3.5~3.8㎏/羽)、オスの生体はさらに大きくなるため、オスメスの生体重量の差が出る直前のこのタイミングがベストとの事です。
またオスとメスの区別の仕方も教わりました。首をつかんでよく鳴く方がメス、黙って耐えるのがオスとの事。きちんとした区別の方法はないのだな・・と思いました。非常に熱の入った説明をしていただき、とても勉強になった農場訪問でした。
最近のクートゥイ社といえば、今月7月23日の週に工場を閉鎖し、と殺場の拡大工事を行う、との連絡がありました。(だいぶ儲かっているのか?)
今フランスでは中国産のカモの輸入を減少させ、自国で生産された商品を消費する傾向にあります。そういった影響で、フランス国内であっても生体を確保することが難しいこの時期に工場の拡大を図り、生産を増やすクートゥイ社は非常に力のある会社といえるでしょう。
トップトレーディングでは近々クートゥイ社より新商品としてカネトンクロワゼ(コルベール[真鴨]とカーキキャンベル種の掛け合わせ)を入荷予定です。このクロワゼ種はコルベールの野生の風味が残った濃厚な香りが特徴の逸品です。(トップトレーディング商品案内9月号に掲載しています。)
詳しくは僕を含め、弊社スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
これからの自分はクートゥイ社だけでなく、色々な地域の価値ある商品を見つけ、日本に輸入し皆様にご案内することを目標に日々営業活動に全力投球したいと思います。
今後のトップのヨーロッパ家きん類にご期待ください!
記事:しまやん
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