鍵は牧草にあり! タスマニア島産ラムの秘密
オーストラリア本土産よりも「食べやすい」と多くのシェフから高い評価をいただいているタスマニア島産ラム。
その秘密をさぐるため、タスマニア島へ視察に行ってきました。
南半球に位置するオーストラリアは日本と季節が正反対になるため、現地はただいま夏まっさかり、工場では放牧でのびのびと育った良質の仔羊がどんどんと生産されている様子を見ることができました。
実際に放牧されている羊たちを見るため、牧場も数件訪問しました。

タスマニア島のラムが「食べやすい」と高評価なのはオーストラリア本土のラムよりラム独特の匂いが薄いからなのですが、その要因の一つに生えている牧草が本土と違うからでだという情報をきいたので、訪問した牧場の牧草を調べてみることにました。
タスマニア島の仔羊は「パスチャーフェッド・ラム/ Pasture-fed Lamb」とも呼ばれているのですが、これは単に「Pasture/牧草」を「Fed/与えられて」育ったというのではなく、マメ科、イネ科の植物を牧草として育ったラムのことを指すのだそうです。
牧場に実際に足を踏み入れ足元に生い茂った青々とした草をよーく見てみます。
そこにはパスチャーフェッドと呼ばれる所以、マメ科、イネ科の植物がたくさんでした。
お馴染みの葉の形状ですぐに見つけたのがクローバー。これ、マメ科の多年草です!↓

こちらの写真はマメ科の多年草、ルーサンです。↓

続いてイネ科の多年草、ライグラス。↓

こちらはSoft Bromeと呼ばれる牧草。イネ科の植物です。↓

さらに気がついたのですがこれらの牧草に「多年草」が多いということです。降雨量が少なく乾燥したオーストラリア本土では、一年草が多くを占めているのですが、雨が比較的たくさん降るタスマニア島では多年草がより多く生えるのだそうです。
マメ科、イネ科の植物はたんぱく質、ミネラル、カルシウムを豊富に含んでいるらしく、きっとその豊富な栄養素が羊の肉質によい作用を与えているのだろうと思いました。
もちろん他にもタスマニア島のきれいな水や空気なんかも影響しているのでしょうね。
漠然とですがタスマニア島産ラムの美味しさの秘密がみえてきた旅となりました。
ちなみにこのパスチャーフェッド、ビーフも取り扱いを始めました。ご興味あるかたはお気軽にお問い合わせください!
記事:しおっち
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