TMC ボーダタウン工場訪問
先日、昨年5月に増築工事をし、新しくなった設備を視察するためTMC社、ボーダーダウン工場を訪問した。
TMC社は、オーストラリア有数の大手ラム輸出企業で、トップトレーディングにとっては取引も長く、特になじみの深いサプライヤーのひとつだ。
TMCの正式名称はTatiara Meat Company (タティアラ・ミート・カンパニー)。「タティアラ」とはアボリジニー語で、英語では「Good Country」という意味だ。メイン工場のある町、ボーダータウン周辺地域は昔から「タティアラ」と呼ばれており、それが社名の由来となったそうだ。
さて、そのボーダータウンだが、南オーストラリア州にある人口三千人ほどの小さな田舎町で、ビクトリア州との州境に位置している。(だから「ボーダー・タウン(境の町)」というわけだ。)毎回TMCスタッフにメルボルンから車で連れて行ってもらうのだが、これがまた遠い・・・。
なんと、片道600キロ・・・!!
時間で言うと約6時間の道のりだ。俺はオーストラリア出張の際はいつも国際免許をとっていくが、今回も役に立った!前日に一緒に遅くまで飲んで疲れ気味のTMCスタッフの運転を途中2~3時間交代することになったのだ。こんな事がよくあるおかげでオーストラリアでの運転も慣れてきた。(苦笑)
先にTMCはなじみの深い会社、と書いたが、その関係は親密で、畜産品を主に担当するスタッフは全員、入社して早々約2~3週間TMCに滞在し、工場研修をさせてもらっている。(今現在も06年入社のN樹君がお世話になっている。)入社してすぐ、ということもあり、各スタッフTMCとは色んな思い出を持っている。
俺自身もTMCにはもう5,6回来ているが、やはり7年前の研修時の思い出が一番強く残っている。自宅にホームステイをさせてもらっていたスタッフ達に会うと、今でもその当時の話で盛り上がる。週末は川や海に連れて行ってもらったり、馬に乗せてもらったりした。
そんなわけでTMCを訪れるといつもスタッフ達と遅くまで夕食を楽しむ。今回は何を食べたか、というと…、もちろんステーキ!現在日本では食べられないTボーン・ビーフステーキ400gを豪快に食べた。(日本ではBSE
危険部位にあたる背骨がついているTボーンは食べられないのだ。)毎回思うのだがオーストラリアの赤身のステーキはなぜかおいしい。このレストラン(厳密にはパブだが・・・)はボーダータウンから車で10分ほどのマンデラ(発音が定かでないが)とかいう町にあるのだが、こぢんまりしてとても雰囲気のよい所だった。すごくお薦めなので、もし機会があれば是非行ってもらいたい。―って行く機会なんて普通はないかな。(笑)
今回は週末にボーダー・タウンに入ったので、金曜日のこの晩の夕食会は大いに盛り上がり、気がつけば深夜の2時頃まで飲んでいた。よくあることだが、おかげで翌日は少し頭が痛かった。
さて、そんな二日酔いもすっかり消え、 迎え
た工場視察。増築工事により工場内 の設備も一新していた。内部は新しく、とても衛生的で、仕分けや計量作業なども自動化されており生産効率がアップしている様子が見て取れた。実際に生産能力は今までの六千頭/日から約八千頭/日に増えたそうだ。トップトレーディングのメイン商品であるフレンチラックもここで作られている。
付き合いの長いTMCだが、この様にどんどんと進化をとげている。夕食を共にするメンバーの顔ぶれも、懐かしさを感じながらも毎回新しいスタッフが加わっており、いつも新鮮な感じがする。今回は特にオランダ人のW氏という比較的若いスタッフ(確か35歳とか)は、キャラが強烈でとてもいいヤツだった。
そんな親密な関係があるからこそ、トップトレーディングは日本のお客様のニーズを的確に彼らに伝え、現地でのスムーズな商品開発ができている。ここ最近は現行商品の改良・改善がメインだが、新設備を構えた今、次回は是非、ドカンと一発大きなビジネスの話を持っていかねば、と思っている。
記事:しおっち
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