ひとりぼっちのオースト&NZ研修 その②
好評(?)の研修記、2回目です。
ラムジー社を後にした私はトップトレーディングのラム肉の看板ブランド、TMC社を訪問しました。
TMC社の工場はメルボルンとボーダータウンにあります。今回私が研修をするのはボーダータウン工場、メルボルンから車で5時間の小さな町です。
ラムジー社のグラフトンからまずメルボルンに向かい、そこからTMC社の副社長、W氏の自慢のBMWの助手席に乗り、快適に移動する事ができました。
そんな車中の会話の一コマ・・・。
W氏:「オレは月に何回か、メルボルンとボーダータウンを車で行
き来してて、大変なんだよ。」
私:「それじゃぁ、自家用ジェットでも買っちゃったらどうっすか?」
W氏:「OK、そうだな。じゃあトップがもっとラム買ってくれたら
ね。」
私:「・・・。」
このブログをご覧になっている食品業界の皆様、TMCブランドのラムを今後ともよろしくお願いします!!

さて、そんなこんなでボーダータウンに到着。
ボーダータウンは人口約2,000人の小さな町でそのうちの約500人はTMCのワーカーです。
町の保護公園には上司のD吾さんが言っていた、見ると幸せになれる?、というホワイトカンガルーがいます。

D吾さんはこれを見て今の奥様と出会ったとか・・・。
そして工場での研修開始です。ボーダータウン工場では、作業前の朝3時半から責任者が工場の衛生状態に問題がないか、チェックを行います。清掃はもちろんですが、このチェック作業も毎日の作業前には必ず実施されており、いかに衛生状態に気を付けているかが伺えました。
さらに驚きだったのが、ラムラックやフレンチラックの重量選別が機械化されており、自動で行われていることです。今回の研修でいくつかの工場を訪問しましたがTMC社の工場が最も清潔かつ、自動化されていました。
ボーダータウン滞在中は工場作業だけではなく、羊のセリ市場にも連れて行ってもらうことが出来ました。この体験は本当にラッキーでした。
これは実際のセリの様子です。

どのバイヤーもセリが始まる前には品定めを終えており、いざ自分たちが購入したい羊の番がくると一気に手を挙げ、羊は10秒位であっという間に競り落とされます。
TMCはこの日、これだけのラムを競り落としました!

TMCが購入したラムを触らせてもらいましたが、他のラムと比べロース(背中の部分)が締まっているな、と感じました。それもそのはず、TMCは三元交配(3つの品種のかけ合せ)させたラムしか仕入れていないのです。

そんなこんなであっという間の5日間でした。工場では実際にパーツカッティングしたりする事もでき、(日本向けの商品にはやってません。クレーム対象になりたくないので・・笑)肉自体の知識を深めることができました。

←ちなみにこれが滞在中の私の寝床です。元は体育館だったとか。奥の壇上にベットがあります。ここで一人きり・・・・。寝るのは怖かった~。
そして研修を終えメルボルンへ戻る日。副社長、W氏との別れ際の会話です。
W氏:「どうだい?いい経験ができただろう!!」
私:「そうですね!ありがとう!・・ところで僕はどうやってメルボル
ンまで帰るんでしょう?」
W氏:「OH~、俺は来週までメルボルンに行く予定はなくてね。
あ、でも今日はちょうどメルボルンの港まで荷物を運ぶ日
なんだぜ!それと一緒に乗っていきな!」
私:「NO KIDDING! (冗談きつ~!)」
とまぁ、冗談ではなく、本当に配送トラックの助手席に座り、トラック野郎と二人きりで5時間のドライブを楽しんで帰ったのでした・・・。
めでたし、めでたし。。(?)
記事:N樹
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席数も30席くらいしかなかったし、 リアルな揺れを感じる旅でした。そしてコフスハーバーから車で1時間程北に行くと目的地、グラフトンに到着です。ここで1週間を過ごします。
と畜→枝肉に解体→冷やし込み→各パーツへカット→パッキング
初めてみる衝撃的な光景に見学後の昼食のハンバーガーは心地よく食べられませんでした…。そして改めて、日々私たちがおいし